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◆OCTプロジェクト研究について紹介します◆
北里大学大学院医療系研究科および一般教育部のテーマが採択
平成17年度-平成20年度 科学技術振興機構(JST)
先端計測分析技術・機器開発事業
先端計測分析技術・機器開発事業
独立行政法人 科学技術振興機構では、最先端の研究ニーズに応えるため、
将来の創造的・独創的な研究開発に資する先端計測分析技術・機器及びその
周辺システムの研究開発を推進することを目的として研究助成を行っています。
平成17年度では、大学、独立行政法人、国公立試験研究機関、民間企業等
から機器開発プログラム71件、要素技術プログラム209件の
280件の応募があり、採択はそれぞれ8件および10件であった。
北里大学はこの激しい競争率の中、要素技術プログラムのひとつにみごと
採択されましたので報告いたします。
研究テーマ
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生体計測用・超侵達度光断層撮影技術
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超侵達度、超高速、高分解能の新しい方式の光干渉断層撮像
(オプティカル・コヒーレンス・トモグラフィー、略してOCT)
技術・手法を開発し、その技術・手法を応用した試作装置を開発し、
医用現場での応用によって技術・手法の妥当性を検証する.
このため、新方式の離散的に周波数を走査する光源を用いた周波数走査
(オプティカル・フリーケンシー・ドメイン・リフレクトメトリー;
略してOFDR)OCTにおいて、光源にSSG-DBRレーザを用い、
波長走査ステップ幅を0.05nmにすることにより生体に対して12.5 mm
(光学距離)の超侵達度(従来は高々2.5mm)を達成し、波長走査速度を
1ステップあたり100nsにすることにより75kHz(申請者の知る限り最高速度)
の奥行き走査率(A-走査率)を達成し、レーザーを160nmの広帯域化することに
よって生体中で 4.7μmの高分解能を実現する。
これらの性能および、生体中での超侵達度を実現するための干渉計の開発を行う。
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